金属・FRP用コーティング剤

ミヤキ　メタルキング

特長

• メタルキングは優れた耐候性・耐酸性を付与し、基材表面の風化・劣化を抑制します。
• 基材表面にできた小さな傷を美観上修復します。
• 乾燥後の表面硬度は、3H～4Hの光沢のある被膜になります。

用途

• FRPおよびステンレス・アルミパネル・焼き付け塗装などのサビ・水アカ・汚れ・風化・劣化の抑制。

ご注意

• ※ステンレスの鏡面には使用しないでください。塗りムラ・虹彩現象が起こります。
• ※適合しない基材：鉄・銅・真鍮・電着塗装された基材など
• ※対象基材の表面仕上げ・風化劣化の程度・使用目的等に応じてご選択ください。
• ※本施工前に必ずテストを行ってください。

施工例

札幌郵便局ピカソによる外壁洗浄後、メタルキングによるコーティング処理

札幌郵便局手作業によるメタルキング塗布作業風景

ＦＲＰ船体のサビ・水あか・塩害・汚れの抑制

使用方法

1. 施工面に汚れ・ゴミ・ホコリ・油分・ワックス等が付いているとメタルキングの密着が悪くなりますので、充分に洗浄除去し乾燥させてください。
   よく乾かないうちに塗布すると密着不良・変色・ムラ・白化等の原因となります。
2. 施工しない箇所や周辺基材を養生してください。
3. メタルキングを耐溶剤用容器に入れ、ハンディーコーター・ハケ・ローラー等で基材全体にスジ目・塗りムラ・液だまりができないように均一に塗布してください。
   一度に大量の液を容器に移して施工すると仕上がりに差が生じる場合があります。適量を容器に移して施工してください。
4. 作業環境によっては塗布後1時間程度で指触乾燥しますが、24時間は水がかからないようにしてください。

※厚塗りや2度塗りをするとクラックおよび密着不良を起こす恐れがあります。

使用上の注意

揮発性の溶剤で、蒸気を吸入すると中毒を起こすおそれがありますので、取扱いには下記の注意事項を守ってください。

• メタルキングは引火性の物質です。施工要領書、使用上の注意およびSDSをよく読み、作業する時は換気を良くして火気には充分注意してください。
• エアレス・スプレー噴霧器等で絶対に施工しないでください。
• ご使用前に貴社使用条件および目的に適合するか、充分検討の上ご採用ください。
  基材や施工条件によってシミ・ムラが発生する場合がありますので、本施工前に必ずテストを行い、基材および周辺基材への影響をご確認ください。
• 基材により密着しにくいものがありますので、本施工前に同じ基材を用いてテストを行ってください。
• メタルキングは原液のままお使いください。水や異物が混入すると使用できなくなりますのでご注意ください。
• 施工時の適切な環境は、気温および基材温度が15～30℃かつ、湿度が50～75％です。
  施工時に条件を満たさない場合は、環境を改善してください。※適切な施工条件を満たさない場合は、白化・ムラ・密着不良・乾燥不充分によるベタつきが起こる可能性があります。
• 塗布後24時間は、水がかからないようにしてください。
• 作業に使用した機材、容器等は溶剤・シンナー等で洗浄してください。
• 芝・植木・池等の近くで作業するときは必ず養生の上ご使用ください。
• 作業するときは換気をよくし、必要に応じて局所排気設備のある所で作業してください。
• 必ず適切な保護具（保護マスク・保護メガネ・不浸透性の保護手袋・保護衣・長靴等）をお使いください。
• 口や目に入ったときは、速やかに充分な水洗いをし、医師にご相談ください。
• 手や皮膚・衣類に付着したときは、速やかに充分な水洗いをしてください。異常のある場合は医師の診察を受けてください。
• 子供の手の届かない冷暗所に密栓して保管してください。
  運搬目的以外での車内保管や、別の容器に移しかえての保管はしないでください。
• 容器から出すときは、こぼさないように注意してください。一度別の容器等に移した液は、もとの缶に戻さないでください。 開封後はなるべく早くご使用ください。
• 作業の際には、飲食・喫煙等は絶対に行わないでください。
• 取り扱い後は手洗いを充分に行ってください。
• 用途以外には使わないでください。
• 施工に専門知識・技術を要するため、業務用として販売しています。一般の方はご使用をお控えください。

• ※作業者および第三者の安全確保のために必ず適切な措置をとってください。
• ※排水・臭い・揮発ミスト・植物等の環境への影響について事前確認の上、必ず適切な措置をとってください。
• ●製品改良のため、より適切に使用していただくため、予告なく内容を変更する場合があります。
• ●メタルキングは、一般社団法人日本塗料工業会のホルムアルデヒド規制（F☆☆☆☆）登録商品です。